除光液の捨て方は何ごみ?水に流せる?町田市の公式FAQの例で確認

コットンと容器のイメージ ライフスタイル

除光液の分別は自治体によって異なる場合があります。ここでは、除光液を名指しして案内している町田市のよくある質問(FAQ)の例を紹介します。町田市のFAQでは、中身の液体は換気のよい場所で古新聞や布切れに染み込ませ、乾かしてから燃やせるごみに出し、容器は素材ごとに分けるよう案内されています。除光液を流してよいかどうかを直接述べたページは今回確認した範囲では見つからず、シンナーなどの揮発性の液体を下水道に流さないよう呼びかける自治体のページがありました。ここでは、公式ページで確認できた内容を整理します(2026年10月23日確認)。

除光液の中身と容器は何ごみ?町田市の公式FAQの例

町田市のFAQには、除光液そのものを名指しした回答が2つあります。

対象 町田市の分別方法 備考(FAQの記載)
中身の液体 古新聞や布切れに染み込ませて、乾かした後に燃やせるごみ 換気の良い場所で染み込ませる
容器(びん) 燃やせないごみ どうしても中身が空にできない場合も燃やせないごみ
容器(プラスチック) 容器包装プラスチック 中身を空にしてから出す。空にできない場合は燃やせないごみ

これは町田市の例で、他の市区町村が同じ区分とは限りません。お住まいの自治体の分別一覧やFAQで「除光液」を確認してください。

液体のままごみ袋に入れてよい?福岡市の案内

福岡市は「液体物をごみ袋に入れないでください」というページで、液状のまま袋に入っていると収集車に積み込む際に袋や容器が破裂し、中身が飛び散るおそれがあると説明しています。出し方は「中身を使いきって、空の容器のみをごみに出してください」とされ、使いきれない液体の例として、洗剤や手指用の消毒液は布や紙に染み込ませて燃えるごみに出す方法が示されています。

同じページには、危険物など液体の種類によって廃棄方法が異なる場合があるため、まず販売店やメーカーに問い合わせるよう書かれています。なお、このページに除光液やマニキュアの記載はありません。

除光液は水に流してもいい?

除光液を流してよいかどうかを直接述べた自治体のページは、今回確認した範囲では見つかりませんでした。一方で、下水道について次のような案内があります。

  • 柏市:ガソリン、シンナー、灯油などを下水道に流すと揮発し引火することで、爆発などの重大な事故を引き起こす原因になるとしています。
  • 千葉県:汚水管にガソリン・灯油・アルコール・シンナーなど(揮発性物質)を流すと、下水道管内で爆発事故を起こす場合があるとしています。

柏市・千葉県のページは、いずれも除光液を名指ししたものではありません。流してよいかどうかは、お住まいの自治体や下水道の窓口に確認してください。

除光液については、全国危険物安全協会の注意喚起リーフレット(美馬市サイトに掲載)が、危険物第四類の引火性液体に該当するものの例としてマニキュア・除光液を挙げています。同じリーフレットには、商品により含まれて危険物に該当するものがある物質として、アセトン(第四類第1石油類)、酢酸エチル(第四類第1石油類)、ブタノール(第四類第2石油類)、イソプロパノール(アルコール類)が挙げられています。

処分するときの火気・換気の注意

  • いわき市消防本部は、マニキュア除光液で爪の手入れをしている途中にライターで火をつけたところ、除光液の可燃性蒸気に引火して火傷を負った事例を紹介し、「室内で除光液を使用する場合には換気を十分に行うとともに、周囲の火気に十分気をつけましょう」と呼びかけています。
  • 前述のリーフレットは、除光液等の可燃性蒸気が発生しているところで火気を使用しないこと、マニキュアをするとき又はおとすときは部屋の換気をしっかり行うことを挙げています。
  • アセトンを含む除光液の場合の参考として、総務省消防庁の危険物災害等情報支援システムのアセトンのページには、引火点が-18℃、蒸気比重が2.0で空気より重く、この蒸気は地面や床に沿って移動することがあり、遠距離引火のおそれがあると記載されています。

参考にした資料

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