下痢が続く止まらない原因は食事?病気?治し方・対処法や対策も!
冷えているのか何なのか…あのぎゅるる~っと来る突然のするどい痛み、激しい腹痛…そう、下痢(げり)です。
下痢は程度によってはかなり辛いですよね(>_<) 長い時はいつ終わるんだというくらいずぅ~っと続いて止まらない。 今回はそんな困った下痢が続く原因・止まらない原因を調べてみました。
また、下痢の治し方や対処法、そして、対策も紹介します。
下痢が続く止まらない原因は病気?
下痢は誰にでもなりやすいですが、原因は様々です。
まずは下痢が続く・止まらない原因として考えられる病気を5つ紹介します。
・炎症性腸疾患
原因不明の下痢や発熱、血便、体重減少が見られたら要注意です。
この病気は腸の慢性アレルギーです。
・過敏性大腸症候群
ちょっとしたストレスを感じるとトイレに行きたくなってしまいます。
この過敏性大腸症候群とは、病院で検査しても異常が認められない病気で精神的な問題で発症する場合が非常に高い病気です。
消化管運動の異常や消化管が敏感になってしまい、下痢を引き起こしてしまうのですが、精神的なものなので眠っている時は下痢の症状がおさまっている場合が多いそうです。
・感染性胃腸炎
腸結核、大腸アメーバ、寄生虫、クラミジアなどの腸が炎症してなる感染性腸炎
細菌やウイルスなどが腸に感染して消化器異常を起こす病気です。
ほとんどが食べ物や飲み物から体に入って感染する場合が多いですが、時には人やペットから感染する場合があります。
症状は腹痛や下痢、発熱ですが、非常に似ている症状の病気もあるので紹介します。
まずは腸結核で、結核菌が腸に侵入し炎症を起こして潰瘍になってしまう病気です。
それから大腸アメーバ、またの名をアメーバ赤痢とも言います。
こちらも感染性胃腸炎の一種で赤痢アメーバと言う原虫による大腸の感染症のことです。
これは放っておくと命を落としてしまう場合もあるので非常に危険です。
どれも症状が非常に似ていますので診断の難しい病気となります。
・その他の消化器の病気の下痢
大腸に問題が無くても全ての消化器の病気が消化不良を起こして下痢の原因となっています。
よくあるのは胃がん、すいがんなどです。
・消化器以外の下痢
甲状腺の病気や腎臓の病気、糖尿病でも下痢の原因となります。
当てはまる症状が見られたら、少しでも早く病院を受診しましょう。
危険なのは赤色、黒色や白色の下痢が出た場合で、この場合は大きな病気や細菌性の病気が考えられるので早急に検査が必要です。
下痢が続く止まらない原因は食事?
食べ物によって下痢を引き起こす場合がありますので紹介します。
・冷たい物を飲食した時
冷たい物を食べることで腸が刺激されて蠕動(ぜんどう)運動が高まります。
蠕動運動とは、消化管の臓器の収縮運動のことで、収縮させることで食べ物を次の器官に運ぶというもので、蠕動(ぜんどう)運動が高まると水分が十分に消化されないまま運ばれていくので、下痢になってしまうそうです。
・油を含む食品を食べた時
油は消化しずらいので食べ過ぎると体調や年齢にもよりますが下痢になってしまいます。
・辛い物や刺激物を食べた時
唐辛子や辛子の刺激物は腸を活発にし、蠕動(ぜんどう)運動を高めます。
先ほど説明した通り、蠕動(せんどう)運動が高まると、水分を吸収できずに下痢となってしまいます。
・アルコールを飲んだ時
お酒は体調が悪かったり、大量に飲んでしまったりすると下痢を引き起こしやすくなります。
・キシリトールや人工の甘味料を食べた時
キシリトールや人工甘味料の分解酵素を日本人は持っていませんので、食べ過ぎると下痢になると言われています。
下痢が続く止まらない原因は生活習慣?
また、普段の生活が関係して下痢になってしまう場合があるので紹介します。
まずは体が冷えること。
体が冷えると血行が悪くなって自律神経が乱れて消化不良になります。
中には妊娠初期でも下痢になることがあります。
妊娠するとプロゲストロンというホルモンが分泌されてこのホルモンで下痢になることがあります。
下痢の治し方・対処法
下痢の治し方・対処法を紹介します。
・適度に保温する。
・可能であれば、ゆっくりしてと休む。
・お粥などの消化に良い物を食べる。
・栄養価の高いバランスの取れた食事を心がける。
・コーヒーやアルコール、香辛料などの刺激の強い食べ物を避ける。
・中華料理屋揚げ物、ラーメンなどの油類は避ける。
さらに下痢を止める効果のがる食べ物を紹介します。
●人参
人参は活発になっている腸の動きを遅くする働きがあり、狂ったリズムを元に戻してくれる働きがあります。
●りんご
りんごは体内の悪玉菌をやっつけてくれる食物繊維のペクチンが含まれています。
ペクチンはりんごの皮に多く含まれていますので、皮ごとすりおろすのがおすすめです。
●はちみつ
はちみつは殺菌を退治する強い作用があり大腸菌を撃退してくれます。
それだけではなくて、ちみつにはグルコン酸という成分が含まれていて、整腸作用のあるビフィズス菌を体の中でたくさん作ってくれます。
これで腸の状態を整えてくれるというわけです。
下痢の予防対策
下痢にならないための予防対策を紹介します。
・手洗いうがいで細菌性の病気にかからないようにしましょう。
・暴飲暴食・極端なダイエットを避けましょう。
・ヨーグルトや納豆等の腸のバランスを整えてくれる食材を食べましょう。
・ストレスをためないようにしましょう。
また、下痢になっている場合は腸や体に何らかのウイルスが侵入している可能性が高いです。
すると、体の防御反応としいて侵入したウイルスを外に出そうとして下痢になります。
そのため、市販の下痢止めの薬で下痢を止めることは好ましくないとも言われています。
下痢止めの薬を飲んで良いのは、お腹を冷やした時や食べ過ぎ、ストレスによる過敏性腸症候群の時です。
薬を飲んで腸の動きを正常に戻すお手伝いをしてもらいます。
以上、今回は下痢が続く止まらない原因と下痢の治し方・対処法や予防対策を紹介しました。
下痢は食生活や病気などの様々な原因があります。
下痢がなった際はここで紹介した治し方を試してみてください。
少しでも症状が緩和されると嬉しい(^^
ここまで読んで頂いてありがとうございました! もし記事が面白いと感じてもらえましたら、下の「Tweet」などSNSでのシェアしていただけるとすごく嬉しいです☆
この記事へのコメントはありません。