りんご病の大人の症状はむくみ・関節痛・かゆみ?治療方法は?
りんご病って名前はカワイイですが、ウイルス感染の一つです。
子供がかかってしまうイメージが強いですが、実は大人にもうつるんです。
そこで、今回はりんご病に大人がかかってしまった時の症状と治療方法について紹介します。
・りんご病とは?
・りんご病の大人の症状は?
・りんご病の治療方法は?
りんご病とは?
りんご病とは正式病名は「伝染性紅班(でんせいせいこうはん)」と言います。
りんご病の症状は、発熱、せき、鼻水に両頬が真っ赤になってしまうことです。
この頬の赤みは10日前後で薄くなって治まります。
りんご病は、ウイルス感染の一つですが、感染力は弱いと言われています。
しかし、妊娠中の方がかかってしまった場合は、お腹の赤ちゃんにまで感染する場合もあるので感染力は弱いと言っても簡単に考えてはいけない病気なのです。
りんご病の大人の症状は?
りんご病の大人の症状を紹介する前に、まずは子供の症状を紹介します。
子供の症状
・発熱(微熱程度で済む場合が多い)
・咳
子供の症状の大きな特徴は頬に赤い発疹(ほっしん)が出てしまうことです。
発疹はかゆいことが多く、子供は我慢できず引っ掻いてしまいひどくなってしまいます。
また、頬の次に腕、太もも、お尻、お腹に発疹が広がっていきます。だいたい2週間くらいで発疹は消えてきます。
大人の症状
・強いかゆみ
・38度以上の高熱
・めまい・吐き気
・経験したことのないだるさ
・関節痛がつらくて歩くことが出来ない
・むくみでパンパンになる
大人は頬に赤い発疹が出ることはあまりありませんが、腫れたり痛みが出たりと症状が非常に重いです。
しかも、大人は1か月間痛みとかゆみが続く場合が多く、ストレスからうつ状態になってしまう人もいるそうです。
りんご病の治療方法は?
りんご病の治療方法ですが、りんご病に直接効く薬はなく、症状への対処療法しかないようです。あとは、自然治癒を待つだけです。
かゆみや痛みを伴う場合は、皮膚科でかゆみ止めや軟膏を処方してもらえます。
お風呂は高温だとかゆみが出やすいので、ぬるめのお湯を使用するといいそうですよ。
ちなみに、同じお風呂のお湯を使用しても感染することはないとのことです。
また、かゆい部分を濡れタオルで冷やしてあげることも効果的です。
後は無理をせず、しっかりと睡眠時間を確保し、自然に治るのを待つだけです。
妊婦さんがいる場合は、感染すると非常に危険なのでマスクを着用し、うつさないように努力しましょう。
子供は結構軽い症状で済むので、大人も大したことはないと思いがちですが、大人は重症化するので非常に危険です。
実際にかかってから危険なことを知る方も多いようですので、保育園や幼稚園などで、子供だけでなく親御さんにも注意を促したほうが良いですね。
ちなみに一度かかったことがある人は、比較的軽く済むそうなので安心してくださいね。逆に今までりんご病にかかったことがない方は特に注意してくださいね!
以上、りんご病の大人の症状と治療方法について紹介しました。
⇒手足口病の大人の症状は?感染(うつる)した時の治療方法は?
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