ジャニーズ応援うちわの文字は「読みやすさ」と「規定内」が前提
応援うちわの文字づくりで大切なのは、遠くからでもすぐ読めることと、会場の決まりの範囲に収めることの2つです。この2つを押さえたうえで、配色・書体・縁取り・言葉選びを決めていくと、初めてでも迷いにくくなります。
この記事では、STARTO系のコンサートに向けて手作りしたい方のために、うちわ文字の考え方を順番にまとめました。配色の選び方から、フォント、名前とメッセージの入れ方、材料と手順、最後のチェックリストまでを一通り読めます。
うちわは会場の広い客席から見られるものです。近くで見てかわいいだけでは、ステージ上の推しには伝わりにくいことがあります。まずは「読みやすさ」を最優先にして、そこに自分らしさを足していきましょう。
サイズや装飾の決まりは、グループや公演によって異なる場合があります。この記事で紹介する内容は参考情報として読み、実際に作る前に公式の案内を確認してください。
推しに気づいてもらうために押さえる3つの要点
気づいてもらうための要点は、次の3つに絞れます。
- 配色:明るい色と暗い色を組み合わせて、コントラストをはっきりさせる
- 文字:太いゴシック系の書体を選び、文字数を少なくして大きく見せる
- 内容:推しの名前を入れ、必要なら短いお願いや気持ちを添える
どれか1つだけ頑張るよりも、3つをバランスよくそろえるほうが読みやすいうちわになります。特に配色と文字の太さは、遠目の見え方を大きく左右します。
デザインを盛り込みすぎると、かえって何が書いてあるか分からなくなります。迷ったときは、足すよりも引く方向で整えてみてください。
作る順番の全体像
作業は、次の順番で進めるとやり直しが少なくなります。先に規定を確認し、その範囲で見た目を決める流れです。
- 公演やグループの案内で、うちわのサイズと注意事項を確認する
- 推しの名前やメッセージなど、入れる言葉を決める
- 背景のうちわの色と、文字の色を決める
- 書体を選び、縁取りの色を決める
- デコパネ、カッティングシート、印刷のどれで作るかを選ぶ
- 貼り付けて仕上げ、最後にチェックリストで確認する
先に色や書体から決めたくなりますが、サイズや決まりを知らないまま作ると、作り直しになることがあります。最初に確認しておくと安心です。
このあとの章も、この順番に沿って並べています。気になる部分から読み進めても大丈夫です。
会場で使えるうちわのサイズと守りたい決まり
手作りうちわは自由度が高い一方で、どんな大きさや飾りでもよいわけではありません。ジャニーズのコンサートには公式で定められたサイズがあり、それを超えるものは持ち込みできないと紹介されています。
ここでは、サイズと、装飾や掲げ方についてよく挙げられる決まりを整理します。作り始める前に一度読んでおくと、仕上がってから困る事態を避けやすくなります。
あくまで紹介されている内容です。最終的には、参加する公演の案内を確認することが一番確実です。
ジャニーズ公式サイズは縦28.5cm×横29.5cm
公式で定められたうちわのサイズは縦28.5cm×横29.5cmと紹介されています。このサイズを超えるものは、持ち込みできないとされています。
印刷で作る場合の目安として、ジャンボうちわは高さ285mm×幅295mm、持ち手135mm程度という数字も紹介されていました。同じサイズをミリ単位で言い換えたものです。
文字や飾りを大きくしたいときも、うちわの外にはみ出さないことが前提になります。外枠のサイズを先に確認してからデザインを始めましょう。
装飾でやってはいけないこと(はみ出し・ホログラム・キラキラ・モール)
暗黙のルールとして次のような装飾が禁止と紹介されています。
- 縦幅・横幅をはみ出すような装飾
- 目立たせるために文字へホログラムを使うこと
- 光に反射するようなキラキラした装飾
- うちわの縁にモールなどで縁取りの装飾をすること
これらは、アイドルの目を守ることや、他のお客さんとのトラブルを防ぐ考え方から禁じられていると説明されています。
かわいく飾りたい気持ちが強いときほど、光る素材やはみ出す飾りは避けてください。目立たせたい場合は、次の項目で触れる蛍光色を使う方法があります。
掲げ方のマナーと、蛍光色ならOKな範囲
掲げ方のマナーとして次の内容も挙げられています。
- 掲げるのは1枚まで
- 胸の位置より高く掲げない
- うちわを左右に移動させない
周りの人の視界をさえぎらないための気配りです。せっかく作ったうちわでも、高く掲げすぎると迷惑になることがあります。
一方で、蛍光シートを背景にしたり、文字部分を蛍光色で作ったりすることはOKと紹介されています。光を反射させる飾りではなく、色の鮮やかさで目立たせる方法なら選びやすいでしょう。
グループや公演で違うことがあるので事前に確認
うちわのルールは、グループやコンサートによって異なることがあります。事前に確認しておくと安心だとも触れられていました。
この記事に書いたサイズや禁止事項は、あくまで紹介されている内容です。すべての公演に同じ決まりが当てはまるとは限りません。
確認の方法としては、公演の公式サイトやファンクラブの案内、会場の注意事項を見るのが基本です。分からない点は、作る前に確かめておくと作り直しを避けられます。
遠くからでも目立つ文字と背景の配色

遠くから見られるうちわでは、配色が読みやすさの大部分を決めます。デザインが凝っていても、色の差が小さいと客席の照明の中では埋もれてしまうことがあります。
ここでは、基本になるコントラストの考え方と、定番の組み合わせ、避けたい組み合わせを紹介します。
色は好みも大切ですが、まずは「読めるかどうか」で選びます。そのうえで、推しのメンバーカラーなどを加えていくと失敗しにくくなります。
基本は「明るい色×暗い色」のコントラスト
薄暗い会場や、照明が当たらない場所でも目立つ配色の基本は、明るい色×暗い色の組み合わせと紹介されています。色の濃淡をはっきりさせると、遠くからでも目にとまりやすくなるためです。
色の考え方には、色相環で離れた位置にある「反対色」や「補色」があります。反対色や補色は、お互いの色を目立たせるとされています。
難しく考えなくても、「暗い背景に明るい文字」「明るい背景に暗い文字」と覚えておけば十分です。まずはこの形を土台にしましょう。
定番は黒うちわ×蛍光黄色・蛍光ピンク
応援うちわの王道として「黒うちわ×蛍光黄色」と「黒うちわ×蛍光ピンク」が挙げられています。最も目立つのは黒×蛍光黄色、次が黒×蛍光ピンクというのが定説と紹介されていました。
うちわ自体は黒が定番で、マットな質感だと文字が際立つようだとも書かれています。実際に、この配色はファンサをもらいやすいという声も多いそうです。
黒うちわには、黄色やピンク以外の色も合わせられます。推しのメンバーカラーや好みで、オレンジ・黄緑・水色などを組み合わせてもよいとされています。どの場合も、蛍光色や明度・彩度の高い色にすると、コントラストが強まって目立ちます。
黄色うちわ×黒文字や、メンバーカラーを使うときのコツ
黒うちわ以外では、黄色のうちわに黒文字を入れる組み合わせもおすすめと紹介されています。黄色いうちわ自体が目立ち、文字も読みやすいためです。
手作りの場合は、黄色の反射蛍光シートを使うと、照明が客席に当たったときによく目立つと説明されています。ただし、光り方の強い素材は会場の決まりに合うか、事前に確認してから選んでください。
黄色以外のメンバーカラーで作るときは、蛍光色を選ぶこと、黒文字などコントラストの強い配色にすることを意識しましょう。メンバーカラーを使いたい気持ちと読みやすさは、色の濃淡を調整すれば両立できます。
色味が近い組み合わせが読みにくい理由
色味の近いカラー同士を組み合わせると、目立たなくなってしまうと紹介されています。たとえば、ピンクの背景に赤い文字のような組み合わせです。
色が近いと、境目がぼやけて文字の形が背景に溶け込みます。近くで見ると読めても、遠くからは判別しにくくなります。
配色を決めたら、うちわを少し離して眺めたり、スマホで撮って縮小したりして確認すると安心です。ぼんやり見える組み合わせは、色を入れ替えるか、片方を白や黒に変えましょう。
| 背景のうちわ | 文字の色の例 | 見え方の目安 |
|---|---|---|
| 黒 | 蛍光黄色・蛍光ピンク | 定番で、特に目立つと紹介されている |
| 黄色 | 黒 | うちわ自体が目立ち、文字も読みやすい |
| メンバーカラー | 黒など濃淡の強い色 | 蛍光色を選ぶと見やすくなる |
| 同系色どうし | 近い色味 | ぼんやり見えやすい |
太文字・ゴシック体と縁取りで文字を際立たせる
配色が決まったら、次は文字そのものの作り方です。パッと読めるかどうかで、推しの反応のもらいやすさも変わるといわれています。
ここでは、太いゴシック体を選ぶ理由、文字数の絞り方、縁取りの考え方を順に見ていきます。
文字を整える作業は、地味でも仕上がりの印象を大きく左右します。丁寧に進めていきましょう。
太いゴシック体が遠目に強い理由
遠くからでもよく目立って読みやすいのは、太文字のゴシック体と紹介されています。線が太いほど、離れた位置でも形が見分けやすいためです。
反対に、細い字のフォントは遠くからの視認性が低く、読みにくくなると説明されています。また、丸みのあるフォントや細字のフォントは切り抜きにくかったり、文字がつぶれたりすることもあります。
ゴシック体以外でも、見やすくてかわいいフォントはあります。選ぶときは、とにかく太字のものを基準にしましょう。
文字数を絞って大きく見せる
文字数は少なめにして、フォントサイズを大きくすると、見た瞬間に内容が伝わりやすくなります。いろいろ盛り込みすぎるとゴチャついて、かえって読めなくなります。
たとえば、名前とお願いを両方入れたいときは、どちらを大きく見せたいかを先に決めます。名前を大きく、お願いを小さめにすると、情報に強弱がついて整います。
名前やメッセージに画数の多い漢字がある場合は、ひらがなやローマ字にするとスッキリ読みやすくなると紹介されています。迷ったときは、文字数を減らす方向で見直してみてください。
縁取りは白・明るい色が基本、同系色はNG
文字をくっきり読みやすくするには、縁取りが役立ちます。定番は、白の縁取りや白抜きにする組み合わせです。
明るい色同士、または明るい色と暗い色・無彩色を組み合わせるのもよいとされています。黒うちわの場合は、白や黄色など明るい色をひとつ取り入れると、字がよく目立つそうです。
一方で、文字に同系色の2色や、暗い色の2色を使うとぼんやり見えるため避けましょう。縁取りは、文字との差をつけるために入れるものと考えると選びやすくなります。
縁取りの配色例(黒うちわ×蛍光ピンク×蛍光黄色など)
文字を2色で縁取りするときの配色例として、次の組み合わせが挙げられています。
- 黒うちわ×蛍光ピンク×蛍光黄色
- 黄色うちわ×蛍光ピンク×黒
- 黒うちわ×白×オレンジ
- 黒うちわ×青×蛍光黄色
- 黒うちわ×蛍光黄色×蛍光緑
- ピンクうちわ×黒×白
- 黒うちわ×緑×白
- 黒うちわ×紫×白
個性を出したい、華やかにしたいという場合は、3色使いも紹介されています。たとえば「黒うちわ×蛍光ピンク×白×蛍光黄色」や「黒うちわ×水色×白×赤」などです。
色数を増やすほど、全体がにぎやかになります。最初は2色の縁取りから始めて、慣れたら3色に挑戦するのがおすすめです。
推しに合う人気のうちわ文字フォント

書体は、読みやすさに加えて、推しのイメージを伝える役割も持ちます。同じ名前でも、フォントが違えば印象が大きく変わります。
ここでは、定番とされる書体と、イメージ別の選び方、画数が多い名前の工夫、フリーフォントを使うときの注意点を紹介します。
パソコンで作る場合は、たくさんのフォントから選べるため迷いやすいところです。基準を決めておくと選びやすくなります。
定番は角ゴシック・丸ゴシック・創英角ポップ体
定番のフォントとして「角ゴシック体」「丸ゴシック体」「創英角ポップ」「ポップ体」などが挙げられています。これらは切り抜きもしやすく、自作にも向いているそうです。
「HGP創英角ゴシックUB」や「HGP創英角ポップ体」は、パッと目を引くポップなフォントとして広く使われているとのことです。丸みのある文字が好みなら、丸ゴシックも選べます。
初めて作る場合は、まず角ゴシックか創英角ポップ体から試すと失敗しにくいでしょう。
推しのイメージ別のフォントの選び方(かわいい・かっこいい・和風)
イメージ別の選び方の目安は、次のとおりです。
| 推しのイメージ | 書体の方向性 | ひとこと |
|---|---|---|
| かわいい | 丸ゴシック、ポップ体 | 丸みのある太字だと柔らかい印象になる |
| かっこいい | 角ゴシック体 | 直線的で、すっきりした印象になる |
| 和風 | 江戸文字 | 和風に仕上げたいときの選択肢として紹介されている |
| 定番にしたい | ゴシック体 | オーソドックスで読みやすい |
どの場合も、太さを優先して選びます。装飾の強い書体は雰囲気が出る反面、遠目では形が崩れて見えることもあります。
迷うときは、候補を2〜3種類印刷して、少し離れて見比べてみましょう。
画数の多い名前はひらがな・ローマ字にする手もある
名前やメッセージに使う漢字の画数が多い場合は、ひらがなやローマ字にするとスッキリ読みやすくなります。そんなときは、ひらがなやローマ字にするとスッキリ読みやすくなると紹介されています。
ひらがなにすると、やわらかい印象になります。ローマ字にすると、すっきりとした印象になります。
どちらにするかは、推しのイメージと、うちわ全体のバランスで決めましょう。漢字のままにしたい場合は、文字を大きくして余白に余裕を持たせると読みやすくなります。
フリーフォントを使うときに確認したいこと
パソコンに入っていない書体は、フリーフォントで探す方法があります。フリーフォントを紹介するサイトには、「うちわ文字」向けとして、太くてインパクトのあるものや視認性に優れたものが集められています。
そこには、たとえば「デラゴシックワン」「でらすこゴシック」「ふてほど丸ゴシック」「キウイ丸」「にくまる」「ポプらむ☆キュート」などの名前が並んでいます。かわいい系、かっこいい系などの分類で探せます。
使う前に確認したいのは、次の点です。
- 配布元の利用規約で、使える範囲が示されているか
- 漢字・ひらがな・カタカナ・英字のうち、必要な文字が含まれているか
- 太さが十分で、遠目でも読めそうか
個人で楽しむ目的でも、規約には目を通しておくと安心です。
推しの名前とメッセージの入れ方
うちわに何を書くかは、見た目と同じくらい大切です。推しに気づいてもらうには、まず「自分に向けたうちわだ」と分かってもらう必要があります。
ここでは、名前の入れ方、同じ名前や同じ漢字のメンバーがいる場合の工夫、お願いや気持ちを伝える言葉の例、文言を決めるコツを紹介します。
紹介する例は、定番のものが中心です。ご自身の推しに合わせて、アレンジして使ってください。
まずは推しの名前を入れる
応援うちわの基本は、メンバーの名前です。名前を入れると、ステージ上から気づきやすくなるため、ファンサをもらえる確率が上がるかもしれないと紹介されています。
名前が入っているうちわは、「自分を応援してくれているんだな」と嬉しい気持ちになるものだとも説明されています。まずは名前を、大きく読みやすく入れることから始めましょう。
派手なうちわを作る方もいますが、シンプルでも目につく言葉で十分にアピールできます。凝る前に、名前が読めるかどうかを確認してください。
同じ名前・同じ漢字のメンバーがいるときの工夫
ジャニーズはグループも人数も多く、名前が同じだったり、同じ漢字を使っていたりする場合があります。単独のコンサートなら問題になりにくいものの、カウントダウンライブや全体で行うイベントでは、どちらのファンか分かりにくくなることがあります。
この場合の工夫として、そのメンバーだけが持つ漢字1文字を使ったり、「山P」のようなニックネームで作ったりするファンが多いようだと紹介されています。
複数のグループが集まる公演に行くときは、名前の入れ方を事前に考えておくと安心です。
「○○して!」型のお願いメッセージの例
名前にもう一工夫するなら、メッセージを加える方法があります。特定の仕草をリクエストする「お願い系」が流行していると紹介されていました。
定番の例は次のとおりです。
- ピースして!
- 指さして!
- 投げキッスして!
- あっかんべーして!
- 変顔して!
- じゃんけんして!
文字と一緒にマークも入れると、より伝わりやすいとされています。また、メンバーの趣味に触れた内容も、個性的になる例として「私を釣って!」が挙げられていました。」「焼き鳥食べて!」が挙げられていました。
メッセージ性のある言葉やおもしろい言葉は目立つため、コミュニケーションのきっかけにもなります。
感謝や愛を伝える言葉の例
お願いではなく、気持ちをストレートに伝える言葉も、うちわにぴったりです。シンプルな言葉は、誰が見ても心が温かくなる、と紹介されています。
- 〇周年おめでとう!
- ずっと応援してるよ
- いつもありがとう
- 大好き
- LOVE
周年やデビュー記念などの節目に合わせると、その公演ならではのうちわになります。短い言葉ほど大きく書けるので、遠くからも読みやすくなる利点もあります。
伝わりやすい文言にするコツ
言葉を決めるときは、次の3つを意識してみましょう。
- 短くする:一目で読める長さにして、文字を大きくする
- 名前とセットにする:誰に向けた言葉かを分かりやすくする
- 推しが応えやすい内容にする:その場でできる仕草や、受け取りやすい言葉を選ぶ
ここで言うコツは、読みやすさと伝わりやすさを両立させるための考え方です。反応をもらえるかどうかは当日の状況にもよるため、期待しすぎず楽しむ気持ちで作るのがよいでしょう。
もうひとつの注意点として、相手が困るような内容や、周りの人が不快に感じる言葉は避けましょう。みんなが気持ちよく使えるうちわを目指してください。
うちわ文字の作り方と材料

ここからは、実際に作る方法を紹介します。大きく分けると、デコパネで立体的に作る方法、カッティングシートで縁取りする方法、印刷して貼る方法があります。
どれも特別な技術はいらず、初心者でも挑戦しやすい方法です。ご自身の道具や時間に合わせて選んでみてください。
複数の方法を組み合わせることもできます。たとえば、印刷した文字の上に、縁取り用のシートを重ねる使い方です。
用意するもの(うちわ本体・デコパネ・カッティングシートなど)
主な材料と道具は、次のとおりです。
- うちわ本体(会場のサイズ規定に合うもの)
- デコパネ(色のついた発泡スチロールでできた薄いカラーボード)
- 蛍光色のカッティングシート(裏紙がシールタイプの薄いビニール製シート)
- カッター(専用のものでも、普通のカッターでも可)
- 紙やすり(細かい部分を整える用)
- 両面テープ
- 印刷した型紙や文字データ
カッティングシートにはさまざまな色があります。縁取りに使いたい色を、配色の章で決めた組み合わせに合わせて選んでください。
こうした材料は、お住まいの地域の文具店や手芸店、通販など、入手しやすい場所で探してみましょう。
デコパネで立体文字を作る手順
文字を出来るだけ目立たせたいときは、デコパネで立体的な文字を作る方法があると紹介されています。手順は次のとおりです。
- 選んだフォントで文字を印刷し、型紙を作る
- デコパネに文字を転写する
- 文字より少し大きめにカッターで切る
- 細かい部分を紙やすりで整える
- うちわに貼り付ける
少し大きめに切るのがコツと説明されています。切ったあとに整えながら調整できるためです。
立体的にすると目立ちますが、うちわの縦横の範囲からはみ出さないようにしましょう。厚みが出すぎないかも、貼る前に確認すると安心です。
カッティングシートで縁取りする方法
デコパネの文字をさらに目立たせたいなら、蛍光色のカッティングシートで縁取りする方法があります。文字を縁取るようにカットして貼ると、遠くから映えるようになると紹介されています。
縁取りの色は、前の章で見たように、白や明るい色が基本です。文字の色と近い色にならないよう、組み合わせを確認してから切り始めましょう。
縁取りは、文字より一回り大きい形に切り出して、文字の下に重ねる方法が分かりやすいです。誰でも簡単に作れる方法とされているので、ぜひ挑戦してみてください。
▶ 動画で確認:デコシールで文字を切り出し、2色で縁取る手順
100円ショップのデコシールで黄色の文字を切り出し、ピンク・白の順に縁取りを重ねていく実演です。パソコンやプリンターが無くても作れる方法として紹介されています。文字の内側の穴の切り方や、縁取りの幅を残して貼るコツも見られます。
出典:たぬき「【解説】簡単で綺麗なファンサうちわの作り方!パソコン無しでOK」(YouTube・約12分)
印刷して貼る方法とA3・余白なしの設定
パソコンやスマホで文字を作り、印刷して貼る方法もあります。ジャンボうちわ(高さ285mm×幅295mm×持ち手135mm程度)に合わせるなら、用紙サイズはA3がよいと紹介されています。
設定のポイントは、次のとおりです。
- 用紙サイズはA3にする
- 余白なしで印刷する(コンビニの印刷サービスで「ちょっと小さめ」という設定がある場合はOFFにする)
- 自宅のプリンターがA3に対応していなければ、A4で2枚に分けて印刷し、貼り合わせる
普通紙でも問題ありませんが、強度を重視したいときは光沢紙がよいとのことです。
画質にも注意しましょう。スクリーンショットの画像は解像度が低く、拡大するとぼやけやすいと説明されています。アプリや作成ソフトで保存した元データを、そのまま使うようにしてください。
貼るときのコツ(両面テープで柄に近いほうから少しずつ)
印刷したものを貼るときは、まずうちわの形に合わせて切り、貼り付けます。はみ出した部分は、丁寧にカットして整えます。
貼り付けには、両面テープが向いていると紹介されています。スティックのりは剥がれやすく、液体のりは紙がヨレたり波打ったりしやすいためです。両面テープならシワになりにくく、しっかり固定できます。
一気に貼ろうとするとズレやすいので、柄に近い部分から少しずつ貼っていくときれいに仕上がります。焦らず、空気を逃がしながら進めましょう。
仕上げ前のチェックリスト
うちわが完成に近づいたら、最後に次の項目を確認しましょう。会場で困らないための、最終チェックです。
- サイズは縦28.5cm×横29.5cmの範囲に収まっているか
- 縦横にはみ出す飾りがないか
- ホログラム、光を反射するキラキラ、縁のモールなどを使っていないか
- 背景と文字が「明るい色×暗い色」になっているか
- 文字は太いゴシック系で、遠目でも読めるか
- 縁取りが同系色や暗い色どうしになっていないか
- 文字数が多すぎず、名前が大きく読めるか
- 画数が多い名前は、ひらがなやローマ字も検討したか
- フリーフォントを使う場合、規約を確認したか
- 印刷はA3・余白なしの設定で、画質は十分か
- 貼り付けた部分が浮いたり、シワになったりしていないか
- 公演やグループの案内で、決まりを確認したか
できあがったら、少し離れた場所から眺めて、文字が読めるか確認してみてください。部屋の明かりを少し落として見ると、会場に近い見え方を試せます。
当日は、1枚だけを胸の位置より高く掲げないようにし、周りの人への配慮を忘れずに持ちましょう。決まりを守って楽しむことが、いちばんの応援になります。
最初から完璧を目指さなくても大丈夫です。今回の経験をもとに、次の公演でさらに読みやすいうちわへ育てていきましょう。


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