指しゃぶりはいつからいつまで?出っ歯の原因?やめさせる方法は?
赤ちゃんを出産してから本当にママは大忙しですよね。
赤ちゃんの行動や体調なんかにも敏感になってしまい、不安を感じることも多いと思います。
私も子供が赤ちゃんの頃は、手の先から頭の形まで色々と気にしたものです。
そして、今回のテーマは、多くのママの悩み「子供の指しゃぶり」。
「指しゃぶりはいつからいつまでするの?」
「指しゃぶりは出っ歯の原因になるの?」
「指しゃぶりをやめさせる方法が知らいたい!」
と思っているママの参考になれば嬉しいです。
- 指しゃぶりの原因や理由!心理は?
- 指しゃぶりはいつからいつまで
- 指しゃぶりは出っ歯の原因?
- 指しゃぶりをやめさせる方法!防止グッズも紹介!
指しゃぶりの原因や理由!心理は?
指しゃぶりの原因や理由は年齢で違います。
新生児のうちは誰でも指しゃぶりをします。むしろ指しゃぶりを一度もしたことがない赤ちゃんを探す方が大変かもしれません。
生後すぐ~4ヶ月前後までは吸啜反射 (きゅうてつはんしゃ)といって口に触れている物に反射的に吸い付きます。
ママのおっぱいやミルクを上手に飲むために、反射はとても大事なのことです。この時期は心配しなくても大丈夫ですよ。
指しゃぶりがいつからという疑問には、生まれてからということになります。
そして、だんだんと目が見えるようになって、生後5ヶ月頃くらいには色々な物がよく見えるようになってきます。
好奇心が強くなるのもこの時期で、色々な物を口にいれて確かめたりし始め、早い子は歯も生えてくるので、歯が気になって指しゃぶりをしたりします。
この頃の指しゃぶりは心理的にも特に意味はなく、大体2歳前後には自然と落ち着いてきます。
しかし、3歳になっても指しゃぶりがおさまらない場合は、生きていくために必要なこととはまた違います。
3歳過ぎの指しゃぶりの原因は大きくわけて2つあると言われています。
1つ目は眠気と癖になっているということ。
赤ちゃんの頃におっぱいを吸って眠っていたことが癖になり、「眠る = 何かを吸う」という癖がついてしまっているということです。
親指はママの乳首と似ている大きさで口に運びやすく吸いやすいから吸ってしまうのですね。
多くの赤ちゃんがこのような癖がついていますので、特に心配することはないですよ。
そしてもう1つが寂しさです。こちらは心理的な原因ですね。
両親に構ってもらえないなどの何か寂しい気持ちが溜まっているとストレスになり、情緒不安定になります。
まだ、小さいと上手く気持ちを処理することができないために、親指を吸うことでなんとなく気持ちが落ち着くという理由で、指しゃぶりを続けている可能性があります。
小学校になっても中学校になっても、中には大人になっても指しゃぶりをやめられないのは、こういった寂しい気持ちやストレスがあると考えられています。
指しゃぶりはいつからいつまで
指しゃぶりは生後すぐから大体2歳頃までは自然なことだといわれています。
自然な反応なので2歳くらいまでは心配しなくても大丈夫です。
大体遅くても3歳前までくらいまでには落ち着いてきます。
2歳頃になると歩き回るようになるので、自然と指を吸わなくても眠れるようになったり、また指しゃぶりをすることを邪魔だと感じ始めます。
3歳になるとお友達とも遊び始めるようになって、ママから少しずつ離れて自分でやることが増えていきます。
こうして社会性が出てくることで、指しゃぶりは恥ずかしいことという考えも芽生えてくるのです。
子供ながらにも自然と指しゃぶりがいらないと感じるそうですよ。
指しゃぶりは出っ歯の原因?
指しゃぶりをしているのを見ると気になるのが「指しゃぶりが出っ歯の原因になる?」ということではないでしょうか?
指しゃぶりは乳歯が生えそろう時期までにはやめさせた方が良いとも言われています。
本当は3歳前までに辞めさせた方が良いのですが、様々な事情でなかなかやめられないこともあるかもしれません。
遅くとも乳歯が生えそろう5歳前後までに辞めさせないと、生えてくる歯が曲がってくるために出っ歯になったり噛み合わせに問題が出てきます。
どんな風になるのか写真を紹介します。
まず考えられる1つ目は、上と下の歯を噛みあわせた時に隙間が空いてしまう状態です。
ひどくなると食べ物を噛むことができなかったり、隙間から食べ物が出てきてしまったりします。
そして2つ目が出っ歯ですね。
指が上側の前歯を押してしまうので出っ歯になってしまうのです。
ちなみに出っ歯や噛み合わせが悪くなると、人と話している時に唾液が飛びやすくなったり、口元が大人になってからもっこりしたりします。
出っ歯になることで口を閉じることが難しくなって、鼻呼吸ではなく口呼吸をするようになります。
口呼吸は乾燥した空気を直接吸い込んでしまうので、喉が痛くなったり風邪をひきやすくなってしまいます。
指しゃぶりをやめさせる方法!防止グッズも紹介!
指しゃぶりをやめさせる方法ですが、まずは3歳を過ぎたあたりから「指しゃぶりは恥ずかしいことだよ。やめようね。」と声をかけていきましょう。
物事を理解してくると受け入れてやめるようになるかもしれません。
この時に親が怒ってしまうと、ストレスを感じて余計に指しゃぶりをやめることができなくなります。
さとすように優しく声をかけていきましょう。
4歳になったらだいぶ話したことも理解できるようになります。
この頃になったら「いつまでにやめようね」と期間を決めて声掛けをすると良いかもしれません。
「桜が咲くまでに」とか、「プールに入るまでに」とか、分かりやすい時期を決めると良いですね。
また声掛けでも治らない場合は、親指に絆創膏やテーピングを貼ってあげる方法もあります。
可愛い絆創膏を貼ったりテーピングに絵を書いてあげたりしてあげると喜びますよ。
中には直接マジックで親指に絵を描いてあげる人もいます。
こうすることで指しゃぶりをしなくなる子も多いようです。
さらに指しゃぶり防止グッズもあるのでそちらを使用しても良いでしょう。
まず1つ目はバイターストップです。
こちらは一度親指に塗ると数日は効果がある苦味成分です。
口に入れると忘れられないくらい苦い思いをするので指しゃぶりをしたくなくなります。
お近くのスーパーやドラッグストアなどに無い場合は楽天やアマゾンなどに2,000円前後で売っていますよ。
高確率でやめさせることができるそうですね。
また他にもおしゃぶりガードという商品があります。
楽天などで2,000円前後で販売していますよ。
手にかぶせるだけで指しゃぶりを防いでくれます。
こちらは布ですが、シリコンバージョンもあります。
ドクターサムは4,000円前後です。
いろいろな種類があるんですね!驚きです。
以上、今回は
- 指しゃぶりの原因や理由!心理は?
- 指しゃぶりはいつからいつまで
- 指しゃぶりは出っ歯の原因?
- 指しゃぶりをやめさせる方法!防止グッズも紹介!
について紹介しました。
指しゃぶりは遅くとも5歳までにはやめさせたいところですね。
出っ歯になったら歯医者に通って矯正したり大変です。
指しゃぶり防止グッズを使用したり声をかけたりして治していきましょう。
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