ピーナッツは何歳から食べれる？ピーナッツバターは1歳の離乳食からOK？アレルギーの影響も調べてみた！

ナッツ類はヘルシーで大人のおつまみや子供のおやつにも好まれますね。

筆者も子供が1歳くらいの時に、自分にはないけど子供へのアレルギーが心配だったので、調べてみました！

ピーナッツを食べるときに知っておきたい以下をお伝えします！

• ピーナッツは何歳から食べることができるのか
• ピーナッツバターは1歳の離乳食として与えでも良いのか
• ピーナッツアレルギーの影響はどのようなものがあるのか
• ピーナッツバターとピーナッツクリームの違い

ピーナッツは何歳から食べられる？

消費者庁によるとピーナッツなどの硬い豆類やナッツ類は5歳から食べさせることを推奨しています。

その理由は小さな子どもはまだ咀嚼する力が弱かったり、喉に詰まらせてしまったときに吐き出す力が弱いためであり、窒息などの原因になってしまうからです。

• 硬くてかみ砕く必要のある豆やナッツ類は、5歳以下の子どもには食べさせないでください。
• 節分の豆まきは個包装されたものを使用するなど工夫して行い、5歳以下の子どもが拾って口に入れないように、後片付けを徹底しましょう。
• 兄姉がいる家庭では、兄姉が豆やナッツ類を食べている際、5歳以下の子どもが欲しがっても与えないようにしましょう。

そもそもアレルギーとは、身体異物が混入した時にそれを排出するために起こる防衛反応です。

それが重傷だと命にかかることもいありますが、体質や出やすい年齢によるので実際は個人差が大きいようです。

しかしながら、食物アレルギーの症状が出やすいのは3歳までともいわれています。

結論、3歳までは注意しながら与えるか、ある程度抵抗力がついてから試すか、個人差での判断になります。

食物アレルギーとは摂取した食物が原因となり免疫学的機序（体を守る働きを免疫と言います）を介してじん麻疹・湿疹・下痢・咳・ゼーゼーなどの症状が起こることを食物アレルギーといいます。アレルギーは「過敏症」と訳されますが免疫反応の一つでありわれわれの体にとっての異物を排出するための一つのメカニズムです。したがって我々がアレルギーを起こす対象は主に人間以外の動植物由来の蛋白質がほとんどです。食物アレルギーが免疫学的機序を介しているということが重要で、食物そのものの作用によるものは食物アレルギーには含めません。たとえば乳糖を体質的に分解できずに下痢を起こす乳糖不耐症という病気では乳糖を含む食物を食べるとあたかも牛乳アレルギーのように下痢をしますが、この場合には食物アレルギーとは言わず食物不耐症といいます。食物は我々が生きていくのに必須ですが、個人個人の体質により食物により体に不利益な反応が起きることもあるのです。ここで言う体質とは何かという点を次に述べてみたいと思います。

リンク内PDF食物アレルギーとは参照

1歳前で食べさせてもいい？

上記で述べたように、行政は5歳になるまではピーナッツを食べない方が良いとお伝えしましたが、1歳までに食べさせた方が良いという考えもあります。

その理由は早い時期にピーナッツを食べることで、成長したときに発生するピーナッツアレルギーの抑制につながるという考えです。

日本経済新聞は英国のロンドン大キングズ・カレッジの研究チームが発表したという記事がありました。

【ワシントン=共同】生後5～11カ月からピーナツを含む食品を取り続けた子供は、食べるのを避けていた子供に比べ、5歳の時点でピーナツアレルギーを発症するリスクが70～86%低かったとする疫学研究結果を、英研究チームが米医学誌に23日発表した。

ただし、まだよく咀嚼ができない1歳児前後は、小さくて固いピーナッツの形は食べさせるときに注意が必要です。

以下に注意して試してみてください。

上記の方法で身体への負担を軽減し、吸収も穏やかにすることができます。

以下のように注意することが大切です。

自己判断のタイミングになると思いますので、細心の注意を払って試しましょう。

1歳なる前に怖いながらも試させていますね！

↓

むすこの新食材〜。
1歳目前で初めてコンソメ買ったよw今まで全て和風だしで誤魔化してましたw
あと甘くないピーナッツバター見つけたからピーナッツデビューしちゃおう🤗ナッツもアレルギー怖いけど先延ばしにしてもいいことないからね！！ pic.twitter.com/fC9lO0bWZ5

— kaori☺︎✿3ʏ & 1ʏ (@kaori_02_06) January 27, 2022

アレルギー症状を一度起こしている子どもは本当に注意が必要ですね！病院にする行ける準備ができていてよかったですね。

↓

お迎え代わって貰って残業してる時に
「ピーナッツ食べさせちゃった」
って旦那から電話。
ほんと、1歳のとき初めて食べてアナフィラキシー起こしてからめっちゃ気を付けてたのに、こうゆうとこだよなあ。急いで救急行ってもらって、薬飲んで貰ったみたい。
全身毛虫に刺されたみたいって。かわいそう

— minako (@GrayParka) October 31, 2019

初めての食材は特に準備が必要ですね！

↓

今日から平日3日間で子どもたちにピーナッツバターを摂取させてみる。息子は1歳くらいの時に少量だったけど大丈夫だった記憶あり。娘は初めて。すぐ行ける小児科ないし(時間かければある)、救急車呼べないし(いざとなったら呼ぶけど)、慣れない海外で初めての食材は不安。日本でやっておけば良かった。 https://t.co/NtIdYPWpWy

— おくら (@8AZJUXYiXPb2H6w) May 25, 2022

3歳で食べさせてもいい？

ピーナッツを初めて食べさせる年齢として3歳以上が良いと先ほどの述べました。

また、ピーナッツはアレルギーを起こすと重症になってしまいやすい食べ物でもあるため、抵抗力がある程度高まっている必要があることも理由の一つとなっています。

3歳ごろからが良いという意見ですね。

↓

ピーナッツと鶏卵は早めが有効と証明されたって話で、他の木の実も2〜3歳から少量ずつってかんじだった！https://t.co/Mv264aGcyc

— あかみー🐮3y (@akaminiku_akami) May 22, 2022

3歳から食べさせるのと早いイメージの人もいますね。

↓

え…ピーナッツって3歳からでいいの…？(何も調べてない人😇)
保育園行かせてないし、ついのんびりになっちゃいますよね🤪

— tamako (@tamagomako) July 19, 2022

年齢に関係なく体調が悪い時は無理をさせない方が良いですね。

↓

来週の献立に「ブロッコリーのピーナッツあえ」ってあるんだけど、ピーナッツまだだしどっかで3歳からって見たんだけど？？体調戻ればチャレンジしなきゃだけど、まだまだ鼻水出てるし、給食のとき出さないでもらえたりするかな？ムスコ怒るかな？おやつにもゼリーとか出てるしもう色々守れないのね…

— ぱおおっ 4y+0y (@20191110male) June 16, 2021

ピーナッツバターは離乳食として食べれる？

ピーナッツバターは離乳食から食べさせることもできるようです。

とAmazonで販売されている三育フーズのピーナッツバターのレビューがありますね。

では離乳食用との記載はありませんでしたが、砂糖が不使用な点が離乳食を始める際に適しているようです。

離乳食で食べさせるときの注意点

1歳の離乳食のピーナッツバターを選ぶ際の注意点は主３つあります。

アレルギーの心配がないようであれば、小さい子供が飲み込めるか、窒息の原因にならないかが一番の注意点です。

政府広報オンラインは一番怖いのは窒息の原因になる要素としています。

十分に注意して一回一回少しずつ与えましょう。

ピーナッツバターは油分が多く、さらに砂糖などの添加物が含まれていると1歳の赤ちゃんには負担が大きくなってしまいます。

また、ピーナッツバターにもツブが入っているタイプとスムースに仕上げられているタイプがあります。

離乳食として食べさせるのであれば、ツブがないスムースタイプを選びましょう。

小さな粒でも1歳の赤ちゃんには窒息の恐れがあります。

その他にも一度に与える量にも注意しなければなりません。

一度に多くの量を食べさせてしまうと1歳の赤ちゃんの消化の許容量をオーバーしてしまう可能性が高いです。

離乳食におすすめのピーナツバター

離乳食におすすめのピーナッツバターの条件は以下としておすすめします。

• ペースト加工されている
• ナッツのツブがないまたはかなり小さい
• 砂糖などの添加物がない

・三育フーズ ピーナッツバター 150g

乳化剤、安定剤がなく、なめらかなペースト状です。

・Skippy スキッピー ピーナッツバタークリーミー

砂糖、植物油（大豆を含む）、食塩は含まれますが、なめらかな舌触りがロングセラーとなっています。

ピーナッツアレルギーの症状

さまざまな食品を摂取することでアレルギー反応を起こすことがあり、ピーナッツも例以外ではありません。

こちらの画像は消費者庁『食物アレルギー表示に関する情報』の業者向けパンフレット内にあるアレルギーの症状をまとめたものです。

ピーナッツアレルギーの影響は以下の症状が主です。

• 呼吸困難
• 唇、まぶたの腫れ
• 蕁麻疹やかゆみ
• 下痢や嘔吐の胃腸症状

また、喉が腫れたり、息苦しさが出てしまう場合もあります。

ピーナッツは少量でもアレルギー反応を起こしてしまうので、注意しなければなりません。

影響が出やすい年齢は3～6歳が一番高いと言われています。

ピーナッツが含まれている食品

ピーナッツが含まれている食品を把握しておくことで、アレルギー持ちを守ることができます。

商品に「ピーナッツ」と表示されているピーナッツバターやクリームであれば判断しやすいですが、隠し食材と使用されている食品は分かりにくいです。

ピーナッツはチョコレートやクッキーなどにも含まれている可能性があり、カレーのルーやドレッシングにも含まれている場合もあるので注意が必要です。

食用油脂(牛脂豚脂混合油(国内製造)、パーム油)、小麦粉、砂糖、食塩、トマトパウダー、全粉乳、ポークエキス、でんぷん、ぶどう糖、チキンエキス、オニオンパウダー、チャツネ、調味油、はちみつ、ブラウンルウ、粉末ソース、デキストリン、香辛料、酵母エキス、しょう油加工品、りんごペースト、ガーリックパウダー/着色料(カラメル、パプリカ色素)、調味料(アミノ酸等)、乳化剤、酸味料、香料、香辛料抽出物、(一部に乳成分・小麦・落花生・大豆・鶏肉・豚肉・りんごを含む)　

ピーナッツバターとピーナッツクリームの違い

混同してしまいそうですが、それぞれには決められた規定があります。

ピーナッツバターはピーナッツが9割以上含まれている必要があり、添加物が入っていても問題ありませんが、人工甘味料などを入れることはできません。

一方、ピーナッツクリームは細かな規定はなく、人工の甘味料などを入れることも可能です。ピーナッツの量は少ないですが、甘さが強く仕上げられている特徴があります。

種類	三育フーズ ピーナッツバター 150g	三育フーズピーナッツクリーム210ｇ
成分	落花生100%	落花生（アメリカ産）、植物油脂、砂糖、塩
特徴	ピーナッツを100％使用した無添加のペースト	口どけがよい
規定	ピーナッツが9割以上含まれている必要がある 添加物は使用可能 人工甘味料は使用できない	ピーナッツクリームは細かな規定はなく 人工の甘味料が入っている ピーナッツの量は少ない 甘さが強く仕上げられている

まとめ

大人であればピーナッツは何気なく食べることができますが、小さな子どもにとっては危険な食材になってしまうリスクがあります。

そのため、ここで紹介したように離乳食でピーナッツを食べさせる際の注意点や何歳から食べさせることが良いのかなども把握しておきましょう。