冬至2021年はいつ?かぼちゃやゆず湯の由来・理由は(なぜ)?
1年のうちで最も昼(日の出から日没まで)の時間が短いと言われている冬至(とうじ)。
冬至の日はかぼちゃを食べたり、ゆず湯に入ったりする習慣がありますが、どうしてなんででしょうか?由来や理由を調べて見ました。
2021年の冬至はいつ?
冬至とは『太陽の位置が1番低くなる日で、1年で最も昼が短く、夜が長い日』のことを言います。
(参考リンク)Yahooニュース!2021年の冬至(とうじ)はいつ?
→Yahooニュース!(https://news.yahoo.co.jp/)
太陽の位置が1番高くなる夏至(げし)の日と比べると日照時間が5時間近くもの差があります。
2021年の冬至の日は12月22日水曜日です。
冬至の日の「日の出・日の入り」の時間ですが、例えば東京の場合だと、日の出が6時47分頃で、日の入りが16時32分頃となっているようです。(昼の時間:9時間45分)
ちなみに、夏至の日の東京の日の出・日の入り時間は、日の出が4時25分頃で、日の入りが19時00分頃となっているようです。(昼の時間:14時間35分)
冬至の日にかぼちゃやゆず湯の由来・理由は?
冬至の日に「かぼちゃを食べる習慣」と「ゆず湯に入る習慣」の由来・理由に関して紹介します。
冬至の日にかぼちゃを食べる由来・理由
昔、冬は野菜不足で食料が乏しい時期でした。
現代のような保存技術はなかったので、冬を越せるかどうか不安で仕方なかったそうです。
そんな不安を取り除くために、無病息災の祈願を行って食べていたのが「かぼちゃ」でした。
かぼちゃを食べていた理由としてまずあげられるのが、かぼちゃは保存することができる貴重な食べ物だったということです。
昔は食べ物が無かったので、保存の効くかぼちゃをとっておいて冬に食べていたのです。
そして、かぼちゃは縁起が良いものとされていました。
かぼちゃは「ナンキン(南瓜)」とも呼ばれます。
昔、運の「ん」が付く食べ物は運が良くなる食べ物だとされていました。「ん」が2つも入っているかぼちゃ(=ナンキン)は運が良くなる食べ物の中でも上位の食べ物とされました。
また、冬至の日の翌日からはまた日照時間が長くなることから、冬至はおめでたい日とされおり、その時にゲン担ぎに運の良くなる食べ物=かぼちゃを食べるようになったとも言われています。
保存することができ、運が良くなる食べ物とされていたかぼちゃは冬至の日に最適な食べ物だったということです。
冬至の日にゆず湯に入る由来・理由
では次に、ゆず湯はどうして入るのでしょうか?
昔はお風呂に毎日入る習慣がありませんでした。また、お風呂に入ることは汚れを洗い流すというよりも、身を清めるという意味の方が強かったようです。
冬至の日はこれから日照時間が増える日ですので、運を呼び込む前の厄払いをするために身を清めるという意味でお風呂に入っていたそうです。
そして、ゆずは香りが強く、昔の人は「強い香りの元には邪気が寄ってこない」という考えを持っていました。
これからに日照時間が増える冬至の日に、厄祓いという意味でゆず湯に入るようになったというのが由来と言われています。
また、ゆずは実るまでに長い年月かかることから「長年の苦労が実りますように」との願いも込められているようです。
以上、今回は2021年の冬至の日はいつなのか、そして、冬至の日にかぼちゃを食べる習慣とゆず湯に入る習慣の由来・理由に関して紹介しました。
昔の習慣は非常に面白く、勉強になりますね。
かぼちゃは、ビタミンやβカロチンが多く含まれていて風邪や脳血管疾患などの予防にも効果が高く、
ゆずは冷え性を和らげたり、ビタミンCなどの効果で美肌効果も高く人気の食べ物です。
体にも良い昔ながらの習慣はぜひ受け継いでいこういと思います☆彡
ここまで読んで頂いてありがとうございました! もし記事が面白いと感じてもらえましたら、下の「Tweet」などSNSでのシェアしていただけるとすごく嬉しいです☆
この記事へのコメントはありません。